校長あいさつ

武田小学校校舎
あいさつ
本校は、明治10年に地域の般若寺の一室を借り、全校50人の富野小学校として始まりました。大正15年に武田尋常小学校(武田小学校)の校名となり、昭和38年に現地に校舎ができました。昭和58年に発生した日本海中部地震により、校舎・体育館に大きな被害を受け、昭和59年10月に今の校舎が完成しました。今年度で創立148年目を迎えます。
また、武田小学校の名前は、江戸時代前期(17世紀後半)、江戸時代の奉行・武田源左衛門にちなんだものといわれております。武田源左衛門は、小禄ながら、才器にすぐれ、経済の才能に長じていたので、四代藩主信政にしだいに取り立てられ、延宝年間より、岩木川改修事業や新田開墾の総奉行に任じられ、いずれも成功を収めました。今や武田地区(中泊町南部)は津軽平野の中央部に位置し、水田が多くの面積を占める農村地帯となっています。
そんな田園地帯に育った「武田っ子」はみんな元気な子ばかりです。昼休みになるとグラウンドや体育館で遊ぶ声がよく校長室まで響いてきます。岩木山を背景にキックベースボールやサッカーで体を動かす姿は武田小の象徴になっています。更に、冬の北西の季節風と共に、猛烈な地吹雪は、子どもたちをより強くたくましくしてくれます。
武田小学校のスローガン「明るく正しく温かく笑顔があふれる学校」をめざし、学校・保護者・地域が三位一体となって武田地区の宝である子どもたちを育てていけるよう邁進していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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更新日:2025年04月30日