津軽海峡遠泳・交流アドバイザーに委嘱状を交付しました
津軽海峡「遠泳」・「交流」アドバイザー委嘱状交付式
町では、昨年10月に締結した北海道福島町との包括連携協定を契機として、津軽海峡を新たな観光資源とする遠泳サポート体制の構築や、青函圏の一層の交流を図るため5月28日、2名のアドバイザーを委嘱しました。
今秋までに津軽海峡遠泳のサポート体制を構築し、令和7年度から町が事業として遠泳のサポートを実施していきます。
津軽海峡を世界へ発信できるチャンスであると同時に、本町と福島町両地域をたくさんの人に知ってもらい、世界中からのスイマーをサポートしつつ地域が活性化してくことを期待しています。
津軽海峡遠泳サポート
世界には、泳ぐことが困難と言われている海峡が7つあり、Ocean's Seven(オーシャンズ・セブン)といいます。
その中に、日本の海峡も入っていることをご存じでしたか?
それが「津軽海峡」なのです。
津軽海峡は流れが複雑でスピードも速く、水温の変化も激しいことから7つの海峡の中で最も成功への難易度が高いと言われており、屈強なスイマーたちを魅了しており、現時点で100名以上のスイマーがその時を待っています。
しかしながら難易度が高いこの海峡での遠泳は、天候や海況の良い日にしかスタートできず、加えてサポートしてくれる団体が少ないことなどから、年に数名のスイマーしかチャレンジできないという課題を抱えています。
こうしたことから、町では、一人でも多くのスイマーがチャレンジできるよう遠泳サポートの体制を構築し、サポートしていくこととしました。
2人のアドバイザー
《津軽海峡遠泳アドバイザー》
石井 晴幸(いしい はるゆき)氏
・トラジオンスイミング代表
・津軽海峡遠泳協会 現会長
石井氏は、オーシャンズ・セブンの1つである津軽海峡の素晴らしさを世界に知ってもらうために、津軽海峡遠泳協会を設立し、遠泳のサポートを実施している。
昨年7月オーストラリア在住のイギリス人の津軽海峡遠泳を成功に導くなど、これまで、多数の遠泳サポート実績がある。
《主な遠泳サポート実績》
津軽海峡(8回)、ドーバー海峡(14回)、ジブラルタル海峡(3回)、マラッカ海峡(1回)など
《津軽海峡交流アドバイザー》
宇田 快 (うだ やすし)
・元東京都檜原村役場職員
・北海道福島町文化・スポーツ振興アドバイザー
宇田氏は、1967年に世界で初めて津軽海峡を泳いで渡った北海道福島町出身の海洋冒険家、「中島正一」氏の研究を行っている。
これまで何度も福島町を訪れ、中島正一氏の研究だけでなく、福島町の文化にも積極的に関わり、同町文化・スポーツ振興アドバイザーの委嘱を受けている。
また、青森県出身の尾迫千恵子氏の津軽海峡遠泳監督として成功に導くなど遠泳サポートとしての実績も多数ある。
世界で発信されています
委嘱状交付の模様が、WOWSA(world open water swimming association)のホームページで紹介されています。
この記事に関するお問い合わせ先
青森県北津軽郡中泊町大字中里字紅葉坂209番地
本庁 総合戦略課
電話番号:0173-57-2111 (代表)
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更新日:2024年07月22日