ご挨拶
中泊町長 濱舘 豊光
9月のごあいさつ
劇団なかどまり「お結び」結成
8月23(金曜日)に劇団なかどまり「お結び」の結成式が行われました。
今回結集した団員は8歳から74歳までの老若男女の幅広い方たちが厳しいオーディションを通過し、選抜された20人の先鋭たち。
脚本、演技指導は秋田県田沢湖に拠点を置く劇団わらび座の皆様です。
中里町と小泊村が合併し、中泊町となってから令和7年3月で20年となり、合併20周年の記念事業として劇団お結びを結成いたしました。
昨今の社会情勢により人口減少も進み、合併当初約15,000人だった人口も、20年後には約4,000人になると言われています。
そのとき、どんな町になっているのか不安になるような現状。
ですが、町には立派な道しるべがあります。町民のみなさんもご存じの平成17年合併当時のスローガンである「大地の恵と海の幸 心ひとつに希望のまち」。
みんなが望む「希望のまち」とはどんな町なのか?
町の基幹産業となる農業と漁業で、しっかりと生業を維持できる形をつくりながら、将来的にも存続できる、そんな町の「未来予想図」を作ろうとしております。
来年3月には、この「未来予想図」に描かれる町になるための経過やその姿を劇団員に演じていただき、多くのみなさんに目で、耳で、肌で目指すべき町の未来を体感してもらうことで、未来を共有したいと考えております。
目に見えない未来を、想像の世界を演劇で伝えることはたやすいことではないと思います。
劇団員のみなさんには、これから半年間の厳しい稽古に励み、町の「未来予想図」を思い思いの考え方で豊かに表現していただきますことを強く強く期待しております。
津軽海峡の魅力を世界に発信!!「津軽海峡遠泳連盟」発足
津軽海峡は世界オープンウォータースイミング協会が定めた、遠泳の成功難易度が高い世界7大海峡、「オーシャンズセブン」の1つとして、世界中のスイマーがオーシャンズセブンの完泳を目指し、津軽海峡での遠泳を順番待ちしている状況となっております。
今年の5月には、石井晴幸氏に津軽海峡遠泳アドバイザー、宇田快氏に津軽海峡交流アドバイザーを委嘱させていただきました。
そして、6月と7月にはチリ、オーストラリア、アメリカ、ルーマニアの4人の方が津軽海峡遠泳に挑戦した際には、伴走する船に町職員が乗船するなど、サポート体制構築に向けた支援を体験し、無事に全員を成功に導くことができました。
これを受け、8月30日(金曜日)には多くの関係者のご協力とご理解のもと津軽海峡遠泳連盟を発足し、国内のみならず世界中から津軽海峡遠泳に集まるチャレンジャーたちを支援し、津軽海峡の魅力を広く発信する体制を整えました。
連盟の設立により来年以降、世界中から集まるチャレンジスイマー達を支援する体制が整うことで、国内外から多くの方が来町し、遠泳の聖地として町に新たな賑わいが生まれることを期待しております。
中泊町民の皆様が慣れ親しんでいる津軽海峡ですが、世界に誇れる資源だと思います。町には何も無いと嘆くのでなく、町にはこんなにも世界に誇れるものがあるんだと強く感じてもらう契機になってほしいと願っております。
この記事に関するお問い合わせ先
青森県北津軽郡中泊町大字中里字紅葉坂209番地
本庁 総務課
電話番号:0173-57-2111 (代表)
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更新日:2024年06月07日