地勢

 中泊町は、津軽半島の脊梁をなす津軽山地(通称中山山脈)の西側に位置しています。
 中里地域は、総面積の約6割が山地で、約3割が平地です。袴腰岳(標高628m)をはじめとする山地は、スギ・ヒバなどの針葉樹林を中心とした国有林となっています。南西部には、白神山地に端を発して津軽平野を縦断する岩木川が流れ、いくつかの支流を集めて汽水湖の十三湖に注いでいます。河口付近の平野地帯は地下水面の極めて高い低湿地で、堆積により稲作などに適した肥沃な土壌となっています。集落は津軽中里駅周辺、国道339号沿い、河川沿いなど、山裾から低地にかけて形成されています。山裾の集落付近には数多くのため池があります。
 小泊地域はそのほとんどが山地丘陵地で、平地はたいへん少なくなっています。西側は日本海に面しています。西南部に伸びた半島は権現崎と称され、標高229mの尾崎山があります。西側の日本海沿岸は海蝕崖となって海に迫り、東部の町境線は標高586mの矢形石山をはじめ400~500mの低い峰が連なっています。峰までの間はおおむね10~30度の傾斜をもつ国有林地帯となっています。集落は小泊港、下前漁港などの漁港付近に形成されています。

気象

 気候は、日本海の影響を受ける日本海型気候で、夏は比較的温暖ですが、5月~9月にかけてヤマセと呼ばれる偏東風が発生し、内陸部から吹き込む冷風が農作物の生育を妨げる原因となっています。冬は、日本海の湿気が内陸部に運び込まれるため降雪が多く、また、大陸の発達した高気圧の影響で吹く強い北西の季節風と一緒になって地吹雪が発生し、冬季の生活に多大な影響を及ぼしています。